100 ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 順徳院

ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほ余りある 昔なりけり

読み下し文

ももしきやふるきのきはのしのふにも なほあまりあるむかしなりけり

現代語読み

ももしきやふるきのきばのしのぶにも なおあまりあるむかしなりけり

人物

順徳院(じゅんとくいん)(1197~1242)
順徳天皇として第84代天皇(在位1210~1221)
後鳥羽天皇の第3皇子。
父とともに鎌倉幕府に対して承久の乱を起こすも、敗れて佐渡に流される。
1242年、その地で崩御。
昔の天皇親政の時代を懐かしむも、世の中は武家政権であり、古き良き時代は過ぎていた。
律令制を確立した天智天皇に始まり、承久の乱で最後の抵抗を見せた順徳院で小倉百人一首は終わる。